UniqueNotes ~やさしい療育日記~

心とからだの「発達」と「療育」発達ゆっくりの長男と次男を育てる二児の母が発達障がいに向き合う日々をつづります

支援学校への道のり②~就学相談までにしたこと~

わたしは、息子くんは小学校は公立の小学校で、(幼稚園に併設されている)支援級に進学することを考えていました。

 

そのため、幼稚園選びは公立小学校に併設されているところを選んで、小学校の入学前の1年間かけて、「ここが、こんど行く小学校だよ。」と事前に子どもに伝えていたのです。入学時にここちがう~~!!!と、パニックにならないために・・・

だから、当時、支援学校の見学に行ってみませんか?と発達支援センターの先生から声をかけられても、「いえ、〇〇小学校の支援級を考えてます。だから幼稚園に通いながら場所を覚えてもらうようこえかけしてるんですよ」と笑顔でお断りしていました。

支援員の先生がいたら集団行動も出来るようになっていたし、トイレも自分で行けるようになったし、これで〇〇小学校に行けるな~よかったと、勝手に決めてしまっていたのです。

 

幼稚園に入園して、

6月に、療育センターのST(言語聴覚士)の先生に訪問支援に来てもらいました。視覚支援の絵カードや順番ボードの活用、進入禁止の場所にバツの紙を貼るなど、様々なアドバイスを幼稚園の先生や私にもしてもらい、その際に「がんばって集団活動に取り組んでるね。支援員の先生から離れてしまう時があるから、そこが少し心配かな。県内でも園児の多い幼稚園に通っていて驚いたよ。少人数じゃないから先生のケアが行き届きにくい、ほかに困りを感じてる子がいてもなかなかそちらに行けないのかなって印象です。小学校の支援級の見学にもお母さん行ってみてね!」と話してもらいました。

その時、そっか・・・支援員の先生はクラスに一人だもんね。うちの子が独り占めしてたら支援が必要なほかの子どもさんが困るんだよね。と改めて気づかされて胸がどきどきしたのを今でも覚えています。(もしかして、小学校の先生からも同じように思われるかな・・・と不安な気持ちでいっぱいになったのです)

 

7月に、療育センターで発達検査を受けることとなりました。

きっと言葉もたくさん出てきたし、文字も読めるし、4歳くらいかな?コミュニケーションは苦手だから仕方ないかな・・

でも、この検査で集団行動が難しく小学校は公立では厳しいかもしれませんと言われるような結果が出るかもしれないんだよね、と不安な思いも抱えていました。

当日、心理の先生と子どものマンツーマンで発達検査をしました。

言葉の受け答え、質問に合った返答がどれだけできるのか。

立体や平面のとらえ方、記憶、「いったいどんな話をしているんだろう?大丈夫かな?座っているかな?関係のない話をしていないかな?」など壁の向こうから聞こえてくる声に耳を澄ませて聞いていたのを思い出します(^^)

 

そしていよいよ、幼稚園の担任の先生、支援員の先生と一緒に小学校の就学相談をする日を迎えました。

幼稚園の運動会が終わって間もない10月頃、小学校の校長室へ向かいました。

小学校の校長先生は幼稚園の園長先生でもあるので、何度か挨拶をしたことはありました。でも、入学式で泣きどおし、立ち歩き、壇上に何度も上がろうとしていた息子にいいイメージは持っていないだろうな・・・と緊張と不安でいっぱいでした。

 

次回は、就学相談でいったいどんな話をしたのか。そこで何を感じ、行動したのかをお話ししたいと思います。

 

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幼稚園と小学校の合同運動会。人数の多さに圧倒されて支援員の先生のそばを離れませんでした。

 

ブログ再開のお知らせと、〜支援学校への道のり①〜

令和という、新しい時代が始まりました。
長い間、お休みしていたこのブログをゆっくりですが、再開していこうと思います。

発達支援センターと公立幼稚園の併用を経て、現在は長男くん、支援学校一年生となりました。

進路を決定するまで、たくさん悩み、歯がゆさを感じ、焦り、迷いながら、何度も何度も、教育委員会の先生や幼稚園の先生と相談、話し合いを重ねてきました。

最終的には、支援学校を私自身が選んだ、という想いで進路を決定することが出来たと思っています。

もちろん、今でも「ぼくは、○○小学校ではありません?ざんねん?」や、「○○ちゃんと、赤白帽子をかぶって、運動場で遊ぶー」と泣く息子の姿を見ては、これで本当に良かったのだろうか…と揺らぎそうになる時もあります。

それでも、この道でよかったんだと思えるように、今できることを考えて、行動していこうと思っています。


息子の進路をどのように決定したのか、その経緯をお伝えすることで、今後、お子さんの就学相談や校長先生との面談において、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

【うちの子の場合】

〈教育環境〉公立幼稚園(週4日)、発達支援センター(週1日)の併用利用
・担任の先生、支援員さん、主任の先生が見守り
・入園式はステージに何度も上がる。泣く。
・入園後、園内の場所確認を何度もする。
・隣接する小学校へ探検に行く。
・見通しボードを作成して、先生に渡す。

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登園したあとの、行動をイメージしやすいように、見通しを視覚化!
・2学期の運動会、保護者から離れて参加出来た。
・かけっこは半分自分の力で走れた。残りは支援員の先生と一緒に抱っこされたままゴール。
・ダンスは支援員の先生が見守る中、一人でウロウロ歩き回ることなく、踊ることができた。
・自由遊びの時間を落ち着いて過ごせるようになった。
・小学5年生のお兄さん達と一緒に交流授業を楽しく学ぶことができる。
・月に4日程度、幼稚園が行っている、お預かり(放課後支援)に参加する。
・お友達ができる。
・卒園式の練習に取り組むことができる。
・卒園式にウロウロすることなく、修了証書を校長先生から受け取ることができた。


発達支援センター(週1日)は、公立幼稚園の行事や小学校との交流を優先していたので、3学期はほとんど通っていませんでした。

・4歳前から通っていたのですが、併用利用をし始めて最初のころは少し混乱が見られました。

【混乱を避けるための工夫】

持ち物を分ける
(例)
・水筒とカバンを幼稚園用のものと、支援センター用のもの、それぞれ別々に用意する。
・前の晩に一緒に次の日の持ち物の用意をする。
事前に情報を入れる
・明日は支援センターだよ。トランポリンの部屋があります。〇〇先生がいるかな?など、事前に次の日の行動をイメージできる話しかけを行う。
・なるべく、忘れ物をしない!!これ、意外と大切で、たとえば幼稚園の日に幼稚園で使うタオルハンカチを忘れると、それはそれは、パニックの原因になります。
お家に帰って探す~と、落ち着くまでに時間がかかるので(経験者です・・・)気を付けましょう!

〈療育環境〉療育センター(月1日)ST(言語療法)OT(作業療法)各40〜60分

〈手帳〉療育手帳(進路決定後に取得)B1(中等度知的障害)
〈診断〉自閉症スペクトラム、協調運動障害

簡単ですが、上記のような教育環境で毎日を過ごしていました。
毎日の積み重ねで、幼稚園生活を最後まで楽しく過ごすことができたのは、幼稚園の先生方、支援員の先生、お友だち、そして保護者の皆さんの理解があってこそだと強く感じています。

次回は幼稚園の先生との就学相談や個別支援計画書の作成について、まとめたいと思います。 

療育センターってどういうところ?~ST(言語療法)について~

今年の四月から、ST(言語療法)を開始しました。

通っている療育センターで行われた様子を紹介します。

 

<ST(言語療法)第一回目>

①現状把握

STの先生と初対面。ST(言語療法)は個室の中でイスに座って、先生と対面形式で言葉を話す(表現)、理解する、この両方の訓練をします。(座学)

 

家の中でもなかなかじっとして絵本を見たり、ねんどをするなど、長時間同じ遊びをしない息子にとって、すこしハードルの高い訓練のスタートです。

とりあえず、自己紹介と私から息子の言語発達の現状を説明。

「最近は、黄色い車が来たね、などの簡単な三語文の発語が出てきました」

「ひらがなや国旗など視覚的な情報を判断することは得意です」

「どちらかというと、動詞の種類が少ないように感じます」

などなど、15分くらいの説明、談話。

そのあと先生が絵カードや絵本などを使って、先生の質問に息子が答えられるか、いくつかの簡単なテストのようなものがありました。私も少し緊張・・・・できるかな???

<聞かれたことの一部>

・色の名前

・動物の名前

・ひらがな

・数字

・モノの大と小・・・大きい車と小さい車など同じ種類のもの。大きい象と小さいアリなど種類の違うもの。

・モノの多いと少ない・・・お皿が二枚、そのなかにたくさんのクッキーが乗っているものと、数枚のクッキーが入っているもの等など。

 

②質問形式で理解を確認する

・動作モノの名前が合致するか・・・これが一番難しかった!!

【例】

ハブラシ、コップ、スプーン、くつ、電車、すべり台、ブランコ の絵カードがある。

先生:「はく」のはどれかな?⇒子ども:「くつ」を指で差せるか

先生:「すべる」のはどれかな?⇒子ども:「すべり台」が指差せるか

 

③言語理解と言語表現の違い

・相手から言われた指示を理解できるのは何語文か

「誰」が「何」を「どうする」のかといった文が理解できるか。

「お母さん」が「靴」を「履いてる」のはどれかな?

・自分から話せる(表現できる)のは何語文か

二語分が中心で三語文もたまに表出できる。

「パパ」が「おうち」に「帰ってきた」というより、「パパ」「きた」「ひこうき」と単語の羅列の表現がまだ多い印象。

 

 

<家庭で出来るST(言語療法)>

 

・3語文を意識する

私:「手を洗って~!」よりも「手をきれいに洗いましょう!」や「石鹸で手を洗ってね!」など、動作の説明を付け加える。

 

・「動作に関する言葉」を省かずに会話する

私:「出かけるよ、はい、くつ。」ではなく、「出かけるよ、はい、くつを履いてね。」と言って動作の名前をきちんと言葉にして出す。

他にも、「ぬぐ」「すべる」「さわる」「まわす」など、日常生活で使われる動作をハッキリした口調で説明してあげる。動作の説明が毎回変わらないようになるべく統一して言うように注意する。

 

 

ST(言語療法)は始まったばかり。

これからの訓練を見守って、家庭で出来ることは取り入れていこうと思います。

 

(大好きなジャングルジム。つかまる、のぼるの練習にぴったり)

 

 

ひまわり

発達支援センターってどんなところ?〜保護者通園日について②〜

今日は息子の通っている発達支援センターの親子参観日でした。
こちらの支援センターには、息子と同じ3歳児さん(今年4歳になる子ども)は16人いて、2歳児さん、4歳児さん合わせて登録児童はなんと39名!
昨年7月に開所した時はまだ数人だったそうですが、毎月2〜3名前後が増え続け、あっという間に40名近くの子ども達が通う施設となりました。
ここでは、毎日通っている子、週に数回通っている子、保育園や幼稚園と併用して通っている子と様々です。
保護者参観では、普段の療育を一緒に取り組んだり、保護者同士の交流する機会がなかなか無いことから、ママパパトークの時間を設けてグループ(同じ子どもの年齢)に分かれてフリートークするなど、内容が盛りだくさんです。

1日の流れ

①登所
・持ち物特になし
・タオルや連絡ノート、お弁当(白ご飯)を決まった場所に入れる(子どもが毎朝する習慣)
・トイレに連れて行く(保育士さんが誘導)
②自由遊び
・レゴ、トミカ、ままごとセット、パズルなど子どもと一緒に好きな遊びをする
③朝のごあいさつ
・今月の歌を歌う
(どんぐりころころ、おおきなくりのきのしたで)
・今日の日付、天気をみんなで言う
④グループに分かれて療育
・子どもの特性に合わせてグループに分かれて、部屋も別々で活動します。
・今回は、りんごとみかんの形に紙をハサミで切って、絵の具で色を塗る製作をしました。(なんと、筆を使って色を塗りました!!驚きです!)
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家でもハサミが大好きな息子。たくさんチョキチョキするのは得意ですが、線に合わせて切る、形を作るという作業はまだまだ苦手です。りんごの形に切りながら、「魚のエサ作る〜♪カニさん作った〜♪」と自分の好きなものをイメージして切っていました(笑)
⑤子どもは昼ごはん
・保護者が見ていると、席を立ったり落ち着かないので子どもだけでいつもの場所で給食を食べます
⑥ママパパフリートーク
・今回から、はじめての取り組み。同じ年齢の子どもを持つ保護者が集まり、先生がテーマを投げかけてくれて、あとは自由に話します。

さいごに

なかなか保護者同士で話す機会はないので、フリートークはとても楽しかった!
はじめての取り組みということで、まだお互いが初対面な親同士緊張していました。
「支援センターを利用するきっかけ」について、話したり聞いたりすることで勉強になったり、共感できて嬉しかったり、とても充実した時間が過ごせました。

※いつもと違う環境で子どもはソワソワ(笑)先生方はとても大変だと思いました。
来月は親子遠足!今からドキドキです。




向日葵

発達ゆっくりの長男、4歳になって出来るようになったこと~歌をうたう、先生の名前を覚える、電話に出られる、順番を待つ~

4歳になり、数ヶ月が経ちました。苦手な暑い夏ですが、特に今年は猛暑、いや酷暑の九州。長男も次男も夏風邪にかかり、親子三人で3度目の入院を経験しました。

体調不良で苦労したものの、長男の健やかな成長に驚き、喜び、嬉しい夏でもありました。

 

4歳になって出来るようになったこと

①歌をうたう

・すうじのうた

「すうじの 2は なーに おいけの がちょう (ガーガー)」がお気に入り♪

・みずあそびのうた

この夏いちばんうたったお歌。

水あそび
東 クメ作詞 滝 廉太郎作曲

みずをたくさん
くんできて
みずでっぽうで
あそびましょう
一 二 三 四
しゅっ しゅっ しゅっ

この、しゅっ、しゅっ、しゅっが楽しくて、家でもよく歌ってくれます。

滝廉太郎さんの作曲とは、さっきまで知りませんでした。私も長男もとても好きなうたです。

 ジェスチャーを取り入れて、手を動かしながら唄う、「ガーガー、モクモク、パタパタ」など擬音語、擬態語を用いた歌を唄うのがいいのかな~。

②先生の名前を覚える

連絡ノートを書いてくれる先生(担当の先生)やプールで遊んでくれる先生の名前を3人くらい言えるようになりました。

楽しい経験と一緒に記憶する→一緒になって遊んでくれる先生を信頼する→身近な存在という認識を持つ→名前を覚えて呼ぶ。というイメージ。子どもにとって、遊びは生活の多くを占めています。遊びで指の動作や物の名前、親や友達とのコミュニケーションを学んでいきます。時間の許す限り遊びに丁寧に付き合ってあげることの大切さを感じています。

 オススメの遊び

ねんど遊び(指の動作を促す、道具を使う練習)

紙きり遊び(手でびりびり破る。はさみを使って紙を切る練習にもなる)

コインいれ(紙コップにコインが入る切れ目をいれて、コインを入れる)

 

③電話に出られる

単身赴任のパパからかかってくる携帯の着信にでて、「もしもし~○○クン(長男の名前)もしもし~パパでんわもしもし~」といいながら持ってきてくれるようになりました。

 指の操作が上手になって、電話というものの理解が出来るようになったからかな。

離れて暮らしているので、毎晩パパから電話がかかってきます(^^)

 

④順番を待つ

発達支援センターで療育をする時、先生が順番に教えてくる時など、壁に背中をくっつけて自分の名前が呼ばれるまで待てるようになってきたのです。

先生からの指示を聞くことが出来るようになったのが、いちばんの変化です。ゴーストップ(音楽に合わせて動き回り、先生の笛の合図で止まる遊び)など、毎日の療育遊びで少しずつ身に付いてきたのだと思います。

 

 

おまけ(トイレトレーニングについて)

今までは紙オムツ(アンパンマン柄のGEN○KI)しかはいてくれなかった長男。

発達支援センターでプールをしてくれるのですが、水着から服に着替える際に、トレーニングパンツ(アンパンマン柄(笑)をはいてくれるようになりました。

前回のヒアリング会議でこっそり試してみましょう!と保育士さんから声をかけてもらい、アンパンマン柄のトレーニングパンツを帰り道に購入して、持って行くようにしたところ、意外とスムーズに受け入れてくれて、第一段階のオムツ以外のパンツをはく、トレーニングパンツに慣れる、ということが出来るようになったのです。

少しずつですが、こだわりが減って、年齢の成長とともにウンチをしたら気持ち悪いと感じるようにもなりました。これからも、あせらずに時間をきめて誘導するなど、一歩一歩すすめていきたいなぁと思っています。

(ポイントは、おしっこがたまる時間を覚えて、その時間になったら出ても出なくてもトイレに行って便器に座ってみるといいそうです!運よく一度でもいいからトイレでおしっこを出すということが成功したら、褒めて、褒めて、また次の日も同じ時間に誘導する。一番してはいけないことは、怒ること。間に合わなくてパンツやズボンが濡れても決して怒らない。おしいっここまでがんばったね、と励まして失敗しても大丈夫なことを伝えてあげることが大切です。)

 

さいごに・・・

10月にまた発達外来の予約が入っています。

ST(言語療法)をはじめるかどうか、先生と話し合いの予定です。

 

(気管支炎で入院。体力が少しずつ付いてきたのか、去年より回復するのが早い!)

 

 

向日葵

 

発達支援センターってどんなところ?〜母子通園日について〜

久しぶりの更新です。毎日、九州は猛烈な暑さで息子ふたりとヘトヘトな日々を送っています。

先日、息子が通っている発達支援センターの母子通園日(お父さんや祖父母も参加できます)に初めて参加してきました。

母子通園日の一日


保護者と登所
・お迎えのバスはお休み(私は毎朝車で連れて行っていますが、半数のお友だちは発達支援センターの送迎車で登所しています)
『いつも』と違う登所なので、少し戸惑う息子。(いつもの駐車場ではなく、少し離れた公園の駐車場に駐めて、歩いて支援センターへ)
・病院と勘違いして、「てんてき、いくー!」と泣き出す。(朝の時間、車に乗って一緒に行く所は病院の場合が多いからかなぁ)
・下の子(次男:8ヶ月)も一緒に参加。
・なんとか靴を脱いで入所するも、泣き止まず、朝の支度(連絡帳やタオル、お弁当をそれぞれ自分のマークの場所に置く)が出来ずにジタバタ。
・「しっし、いくー」とトイレへ。水を流すと落ち着いてきて、水の流れを見ながら泣き止み、いつものペースを取り戻して、手をつないで一緒にお集まりのお部屋へ(担当の先生がずっと一緒に付き合ってくれていました。感謝です。)

朝のお集まり
・あいさつ
・今日の日にちとお天気の唱和(数字を1から10まで絵に書いた紙と歌にのせて、みんなで声を出します。そのあと、今日は7月〜日、△曜日、晴れ、など言いました。)
・朝のお歌(先生の伴奏するピアノと一緒に、今月の歌をうたいました。)

療育の時間
・子どもの特性に合わせてグループ分け
・ゴーストップ(音楽に合わせて走り回り、先生の笛と同時に曲が止まり、それに合わせて動きを止める)を母子で参加。先生の指示を聞く練習。そして、指示に合わせて体をコントロールする練習。
・おしりあるき(体幹を鍛える)
・ハイハイ歩き&後ろ足を持って歩く
・サーキット(平均台のような段差をつなげて、バランスをとりながら渡り歩きます。障害物競走のような運動トレーニング:体幹レーニング、体の軸・バランスの使い方の練習)
たっぷり約一時間、一緒に療育をしました。
これまで、療育センターでは、保護者は見守る位置にいて、一緒に療育をすることはありませんでした。息子の通う発達支援センターでは、保育士さんと子どもと保護者が一緒になって療育を体験できたので、とても新鮮でした。

懇談会
・簡単な自己紹介
・フリートーク(子どものあそびについて話しました)

解散
・子どもは昼食を懇談会のときに別室で取っていたので、食べあげたら保護者と一緒に退所。


…実はこのあと、療育センターで定期検診とOT(作業療法)の予約を入れていました。
私も息子も疲れてしまい、ちょっと失敗。。。

療育センターは自宅から車で往復2時間かかる場所にあります。前回は入院のためキャンセルしていて、久しぶりに予約が取れたので、つい一緒の日でも大丈夫です、と予約を入れてしまっていました。

これからは、少し先延ばしになっても気持ちが切り替えやすいように、同じ日に2つ以上予定を立てないように気をつけようと誓った母でした〜


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向日葵

発達ゆっくりな長男の、『色』の覚え方~『ABA(応用行動分析)』を家庭療育に取り入れることについて~

先日、長男は4歳の誕生日を迎えました。
療育センターや発達支援センターに通うようになって約3ヶ月。
いくつかの、嬉しい変化が見られるようになりました。

色が大好き!!

黄色が大好きな長男。一番最初の発達外来で「いくつの色が分かりますか?」と質問されたとき(当時3歳4ヶ月)は、【赤、黄、青(あう、と発音)、桃(ピンー、と発音)】程度で区別はできても言葉にできない色もたくさんありました。

最近は【赤、黄、青(あう)、水色、パープル(むらさきという時もある)、オレンジ、茶、肌色、黒、白、緑】など、
たくさんの色、中間の色が区別して理解できるようになりました。
絵本やテレビで、「みどりのカエルさん♪」や「黄色いヒトデ!(本当はお星様(笑)」と話してくれたり、私の腕を見て「ママ、ちゃいろー!(日焼けしただけなのに、悲しい…(笑)」と言ったり、分かる色が増えてきたのを感じています。

色のおしえ方、おぼえ方

①会話に色や形を取り入れる
ちょっとしたことですが、色を意識してご飯を食べたり、本を読んだり、テレビを見たりするようになって、分かる色、話せる色が増えてきたと感じています。
例えば、野菜炒めを食べてる時に「緑のピーマン美味しいね〜」や「茶色のお肉もたくさん食べてね」とひと言添えて、一緒に食べます。
黙って食べるのではなく、色や形を説明(声かけ)しながら食事をとると印象に残りやすいよ!と教えてもらってから、いちいちみそ汁の豆腐の形が四角とか、ピンクのハムおいしそう〜とか、何でも言葉にしています。(実況中継(笑)が疲れた時は少ししゃべるのをお休みしています)

②色を教えるときは分かる色から(成功体験で終わらせる)
緑がまだ分からないときは、分かる色をこたえてもらって、その後教えるようにしていました。
黄色と緑の絵があって、「黄色はどっち?」と聞いて(質問)、すでに知っている黄色を答えてもらうようにします。そして、「せいかい!こっちは黄色だね!すごい!」とほめて、もう一方の「こっちの色は緑だよ」と教えて、成功体験のままで終わらせます。

私の場合は、子どもに「できた!」と感じることを大切にしていて、『教える』というよりも、『説明を付け加える』ような感覚で関わっています。


ABA(応用行動分析)について

この前、N○K放送「あさイチ」で、発達障害の子どもや大人への関わり方、ほめる子育て、ABA(応用行動分析)について取り上げられていました。
ABAについては、もともとは自閉症の子どもに対する行動療法として注目されていました。
ABAでは、望ましい行動を教える(引き出す)ために、子どもの行動と状況(行動の前と後の出来事)を観察して(時には補助:手助けしながら)、子どもが自力で出来るようになったか確認(評価)します。(『自閉症へのABA入門』2003 シーラ・リッチマン より引用)

たとえば、朝起きて、保育園や幼稚園に登園する時、靴を自分(自力)で出来るようになると、子どもは達成感を感じ、自信が持てるようになり、他の望ましい行動にも挑戦しようとします。

長男の場合は、靴が履けるようになると、セットで靴下を履けるようになりました。

私の場合は、「靴を一人で履く」という行動を引き出すために、まず玄関に座らせる(身体的プロンプト:補助)ことと、「お出かけするよ、くつはいて」(お出かけ=靴を履いて外に出るというキーワードは長男にとって言葉によるプロンプト:お助けヒントとも言われています)と声かけを毎朝していました。

少しずつ、手を握っていなくても座っていられるようになり、靴を履くためにかかとを入れた後靴をつまむようになり、足を押し入れた後指を引き出すようになりました。そして、お出かけというキーワードを言わなくても、玄関に誘導するだけで靴を履くということを理解できるようになり、今では当たり前のように外に出る時は靴を一人ではけるようになりました。

ABAでは、行動を小さく分けて(ひとつひとつの行動を分ける)良い行動を引き出そうとします。
最終的にはプロンプト:補助なして自立できることを目標としていますが、あせりは禁物です。(私はあせったり、待てなかったりたくさん失敗していました)
子どもの良い行動を引き出すには、周りの環境を整えてあげることがとても大切です。

例えば、朝は時間に余裕を持つことで、早めに玄関に誘導することで、子どもの行動(靴を履いたり服を着替えたり)にも余裕を持って対応できます。(時間に遅れてしまう・・・と親が焦ると子どもが一人でしようとしているのに、待てずに親が代りにしてしまう。それではなかなか自立して靴が履けません)

他にも、子どもがスプーンやフォークを使って食べようとしているときは、はじめのうちは、食べこぼしたりすることを想定して、着替えを用意して(外食でも家でも)、多少の服の汚れを気にすることなく、一人で食べることを目標にして食べさせるのではなく、食べやすいように補助する気持ちで対応します。

・・・とはいっても、時間が無かったり、片付けが大変な状況だったり、下の子がぐずったり、ペットが吠えたり、色んなことで、余裕を持って対応することが出来ないこともあります。
なるべく、できるだけ一人でしようとしていることを尊重するよう心がけるようにしています。(ママががんばりすぎて神経質になりすぎないのが続けるコツです)



最近では、他の発達障害を抱える子どもの成長にも効果があると考えられ、自治体によってはABAを使って公的に支援するところも出てきたようです。



ABAを分かりやすく取り入れていこうとする自治体がもっと増えたら、不安な親にとって、助かる部分が大きいだろうなと思います。
でも、ABAという言葉だけにとらわれずに、子どもの成長に合わせて柔軟に、そしてママや親にとっても無理のない程度に、ABAを上手に(融通を利かせて)取り入れていきたいなぁと思っています。



(大好きな粘土と恐竜のコラボ作品(笑)を作っています)


向日葵