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やさしい療育日記

心とからだの「発達」と「療育」〜発達ゆっくりの長男と次男を育てる二児の母が発達障がいに向き合う日々をつづります〜

発達障がいは、都合の良い病気じゃない、親の育て方が原因でもない。そんなこと分かっているのに傷つくのはなぜだろう。

発達ゆっくりの長男を連れて、外食に行ったり、子ども広場のような、公共のキッズスペース(ボーネルンドやレゴで遊べるようなショッピングモールのキッズコーナー)で遊ぶことが苦手でした。今も少し胸がそわそわします。

 自分で決めたルールにしばられる

 

長男は、じぶんで『遊び』にルール(見通し)を決めてしまいます。

長男は、新幹線のプラレールが大好き!
キッズコーナーにプラレールがあると、いくつかの車両を連結させて、トンネルをくぐらせて、踏切で止まって、スイッチをおして「しゅっぱっつー」と言って楽しく遊びます。
もちろん、公共の場ですから他のお友達もたくさんいます。
長男が走らせていたしんかんせんを取って違う場所で遊んだり、踏切のスイッチを取り外したり、お互いに『とったり、とられたり』『貸したり、借りたり』コミュニケーションを取りながら他とのやり取りを学びながら遊ぶ場です。


しかし、長男は自分の中の、決まりごと・予想に反した事態に対応できません。


例えば、プラレールで遊ぶとき、踏切でいちど止まって、スイッチをおして、出発する。

この流れが崩れると悲しくなります。周りのお友だち以上にショックを受けます。

ルールに縛られない余裕が長男のココロにはまだありませんでした。

 気持ちのコントロール

 

長男は3歳になりたての頃、『かして、いいよ』のやり取りが苦手でした。

少し大げさですが、イジワルされたと勘違いして、すぐに大泣きをしてしまいます。

ちょっと待つ、ということがなかなか出来ません。

周りの保護者は「ごめんね、どうぞ」と言って長男におもちゃを渡してくれます。すごく申し訳なく、切なく、まだ、長男には早かったかなぁ〜と悲しく思う反面、くやしくもありました。

 

最近は、遊んでいるおもちゃを他のお友だちに取られても、違うおもちゃを探してまた遊び直せることが出来るようになりました。

でも、お友だちとのやり取りが何度も続いてしまうと、やっぱり少し苦手で、「おばけこわーい」と言ってみたり、どこかに走り出そうとします。
そんなときは、パニックを切り替えるために「りんごジュース買いに行こう!」と長男を連れ出して、その場を離れるのですが・・・
なんだか胸がそわそわ、甘やかしてると思われてるかな、なんて考えてしまうのです。

笑顔はちからになる

 

私はいつも笑顔でいようと心がけています。
長男がキッズスペース等でおもちゃを取り合いになり、お友だちと一緒に遊べなくなって泣いてる時。
外食に行ったときに、待ち長くなり、着席して静かに食事ができなくなってしまった時。
周りの保護者に「お騒がせしました」とお伝えして、胸のそわそわを気付かれないように、表情だけでも穏やかにして笑顔をつくります。

不思議とそうしてつくられた笑顔にも、心を落ち着かせる力があるのです。


ワガママをいつも許しているわけでもありません。

「かして、いいよ」を一緒になって教えます。

おもちゃを出しっぱなしにしていたら、ないないしないと遊べないよ、と叱ります。
それでも、気持ちが切り替えられなくて、いきなり走り出すときは、笑顔で抱きしめて、その場をそっと離れます。

周りの人の、心の声。私の中の、心の声

 

声を出して言えないし、言わなくてもいいことだけれど。

身近な人に「発達障がいって、ちょっと都合がいいというか、昔だったらワガママで済んでいたよね」と、何気なく言われて、軽く流せませんでした。

 

発達ゆっくりのせいにして、甘やかしているんじゃないんだよ。
気持ちのパニックが少しでも落ち着いて、日々の生活を楽しく過ごせるように、ココロのコントロールを助けてあげているんだよ。

 

ちょっとだけ、わかって欲しい、これが私の、親の気持ちです。

 

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(弟とお兄ちゃん、そばにはワンちゃんも。そばにいると安心です。)

 

 

向日葵

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